EC加盟店における
不正対策強化と
売上増加の関係性

不正対策強化により売上を伸ばす仕組みと、 3Dセキュア義務化におけるベストプラクティスをご紹介します。

Riskified 2025年6月23日（月）15:00-15:45

ウェビナー概要

本ウェビナーは、三菱UFJニコス株式会社、加盟店管理部長藤田氏をお招きして、EC加盟店における不正対策強化と売上増加の関係性について対談形式でお話を伺います。

年々増加するクレジットカード不正盗用被害の抑止策として、2025年4月から3Dセキュア義務化が始まりました。これは、割販法において、非対面取引時の本人確認の実施が求められており、同法の実務上の指針であるセキュリティガイドラインの中で、非対面取引における「EMV3Dセキュア」が、現時点での「本人確認の有効かつ具体的な機能」であるとして義務化（指針対策）された経緯があります。

しかしながら、この3Dセキュア義務化の真の背景は「不正防止」が目的であって、3Dセキュアの導入ではありません。

この義務化では、加盟店が自社の取扱い商材や不正抑止体制を踏まえ、リスクに応じた最適運用が可能な制度になっており、EMV3Dセキュアの適用となる取引の「導入パターン」について、「EMV3DS導入ガイド（2.0版）（セキュリティガイドライン6.0版、附属文書14）」が制定されています。

EMV3Dセキュアを導入済みのEC加盟店で、不正利用が継続した場合、オーソリ承認率が低下する構造を藤田氏は指摘します。網羅的な不正対策は、不正利用の排除とオーソリ承認率の向上に繋がります。

本ウェビナーを通して、不正対策強化により売上を伸ばす仕組みと、3Dセキュア義務化におけるベストプラクティスをご紹介します。

ゲスト登壇者

藤田英之氏

三菱UFJニコス株式会社　加盟店管理部長

三菱UFJニコスにて、加盟店ソリューション営業、EC決済システム開発、人事企画、チャージバック業務マネジメント等、幅広い業務を経験。2018年より現職にて、アクワイアリング事業領域のリスク・セキュリティ関連対応の統括マネジメントに従事。加えて、クレジット取引セキュリティ対策協議会WG委員、VISA Risk Executive Councilメンバー、全国クレジットカード犯罪対策連絡協議会幹事として、クレジットカード業界の健全な発展に取り組んでいる。

登壇者

ナボン恵子

Riskified Japan株式会社　アカウント・エグゼクティブ

大学卒業後、間もなく渡仏。フランス語の上達に励む。帰国後、2003年に全日本空輸株式会社入社。空港地上係員としてグランドオペレーションに携わる。2010年にイスラエルへ移住。Reichman大学で経営学修士(MBA)を履修。2013年にフィンテック企業Payoneer (NASDAQ：PAYO) に入社、日本市場の開拓に携わる。2018年にイスラエルで起業し、様々なプロジェクトを経験。2020年にRiskified (NYSE：RSKD) の日本市場コンサルタントを始めた事がきっかけになり、2021年に同社入社。以来、Riskifiedの日本市場の発展に尽力し、2023年夏に同社日本法人に転籍、今に至る。