RiskifiedはHUMANと提携し「信頼できるAIショッピングエージェント・コマース」を推進

AIショッピング・エージェントの普及が既存のルールを変える中、 RiskifiedとHUMAN社が、EC事業者にかつてない可視性とコントロール、保護を提供し、AIエージェント時代のECの成功を再定義。

米国ニューヨーク – 2025年8月13日Riskified EC不正防止およびリスクインテリジェンスのグローバルリーダーであるRiskified(NYSE:RSKD)は、サイバーセキュリティ大手のHUMAN Securityと新たに提携したことを発表しました。 HUMAN Security両社は、台頭しつつあるエージェント型チャネルを通じて事業者が安全に成長・成功できるよう支援する統合セキュリティ・フレームワークの推進を共通のビジョンとしています。 この提携は、それぞれが有する業界をリードするAIプラットフォームと幅広いネットワーク・インサイトを活用し、次世代デジタル・コマースの安全性を確保する取り組みです.

完全自律型のショッピング・エージェントはまだ一般に普及していませんが、消費者はChatGPT、Claude、Gemini、Grok、Llama、Perplexityといった大規模言語モデル(LLM)を活用して、商品を検索し、価格を比較し、お得な情報を探すケースが増えています。 こうした行動と、LLM各社によるブラウザ機能発表など急速な技術進展が相まって、新たなビジネス機会とリスクが生まれています。 事業者にとって、AIを活用したショッピングを早期に取り入れれば新規顧客の獲得やコンバージョン率向上が期待できますが、 AIエージェントが取引を行う際、ルールベースの不正管理では行動分析の指標を取得できなくなり、誤った取引拒否や不正の見逃しが発生する可能性があります。

トラスト・フレームワークがなければ、事業者は売上損失、在庫操作、評判の毀損といったリスクにさらされます。 Riskifiedの加盟事業者ネットワークによる初期データでは、特定の業種においてLLM経由トラフィックのリスクが高いことが示されています。 例えば、大手チケット販売事業者では、Google検索経由に比べてLLM経由トラフィックが2.3倍高リスクであり、 ある家電販売事業者では1.8倍高リスクとなっています。 またRiskifiedは、AIエージェントを用いて限られた在庫を迅速に獲得し、不正なストアで価格を上乗せして再販売し、さらに他のエージェントがそれを推奨するという、「自動転売アービトラージ」の初期兆候も見られます。 これらが放置されれば、価格戦略の崩壊、顧客信頼の低下、そして事業者にとって重大な売上損失を招く可能性があります。

RiskifiedとHUMAN社は、こうした課題に正面から取り組む先駆け的な存在です。 HUMAN社との提携と並行して、Riskifiedはエージェント型ECにおける不正・不当行為防止を強化する複数のソリューションとツールを発表しています。 これには以下が含まれます。

  1. AI Agent Approve: AWS Marketplaceで提供されるMCPサーバー・パッケージ。サプライサイド(EC事業者)とデマンドサイド(LLM)がRiskifiedのプラットフォームAPIと連携し、AIショッピングエージェントの安全な導入を加速。
  2. AI Agent Intelligence:Riskifiedのコントロールセンター上で、AIショッピング・エージェント経由のEC注文を監視するダッシュボード機能。
  3. AI Agent Policy Builder: 不正なプログラムを使用した返品濫用、転売アービトラージ、プロモーション濫用の検知など、エージェント型ポリシー違反の検知・対策設定機能。

HUMAN社の新製品「HUMAN Sightline featuring AgenticTrust と、Riskifiedの不正防止、チャージバック保証、ポリシー違反防止に関するECリスク管理の専門性を組み合わせることで、事業者は人間とAIエージェント双方のやり取りに一貫した信頼ポリシーと取引判断を適用できます。 この協業アプローチにより、事業者は正当なAI駆動型の購入試行を自信を持って承認し、高度な不正を阻止し、顧客との関係を保護することが可能になります。

「AIエージェントが個人に代わって取引を行う時代において、本人確認と信頼の確立は一層複雑になります。HUMAN社との協業と、新たなエージェント型ツールや機能の開発により、事業者がこの変化を安全に受け入れ、潜在的な脅威を収益源となる新たなデジタル・チャネルへと転換できるよう支援します」と、 Riskified共同創業者兼CTOのAssaf Feldmanは述べています。

「Riskifiedをローンチパートナーとして迎え、HUMAN Sightline featuringAgenticTrust を同社のEC不正防止の専門知識を組み合わせ、エージェント型コマースのための信頼できるエコシステムを構築できることを大変うれしく思います」と、 HUMAN Securityの最高戦略責任者(CSO)であるJohn Searby氏は述べています。 「HUMANは、AIショッピング・エージェントのやり取りを特定・管理する信頼レイヤーと可視性を提供し、事業者が『信頼するか否か』のポリシーを設定・実行できるようにします。Riskifiedは、EC取引不正防止、チャージバック保証、ポリシー違反防止における深い専門性を提供します。両社の協力により、事業者は正当なAI駆動注文をより多く承認し、誤判定を減らし、利益率を守りながら、安全かつ持続的にエージェント型コマースを成長させる標準を確立できます。」

エージェント型コマースに関するリスキファイドの見解、ツール、機能の詳細は、Riskifiedのブログをご覧ください。